2022年12月に一般社団法人日本クレジット協会から2022年1-9月のクレジットカード不正利用被害額が公開されました。
近年不正利用被害額は増加傾向にあり、2022年の集計は今後の公表となりますが現時点の数字から過去最悪の被害額となることが予想されます。
▼クレジットカード不正利用被害額推移(億円)
「クレジットカード不正利用被害の発生状況」一般社団法人日本クレジット協会 2022年12月公表データより GMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下、GMO-PG) にて作成
※予測値はGMO-PGが現状数字を元に算出したもの
これからオンライン決済導入をご検討いただく場合においては、事前にクレジットカード不正被害の現状と対策方法についてのご確認を推奨いたします。
前出のグラフのとおり、 “番号盗用被害”※ は年々増加しており、現状数値のまま推移した場合2022年の不正利用被害額の約94%に上る予想となります。
背景には、フィッシングが巧妙化しその被害も右肩上がりとなっていることが挙げられます。(詳細は最後にご案内するお役立ち資料『不正クレジットカード利用の現状と対策』をご確認ください。)
以上のことから、これからオンライン決済の導入をご検討いただく場合においては、事前にクレジットカード不正被害の現状と対策方法についてのご確認を推奨いたします。
※番号盗用被害:クレジットカードの偽造や変造を伴わず、クレジットカード番号などの情報だけで不正に決済された金額です。ネットショッピングでカード会員になりすまして不正利用するなどが典型例です。(参照:よくある質問FAQ| 一般社団法人日本クレジット協会)
オンライン決済導入企業の不正利用被害状況と対策
GMO-PGでは、上記背景を踏まえ不正利用対策に関するウェビナーを開催しております。
今後も都度開催して参りますので、必要に応じてぜひご参加いただければ幸いです。
GMO-PGで開催したセミナーにて不正利用被害に関するアンケートを実施しました。
150名以上のアンケート回答 のうち、約8割の企業様が不正利用被害にあわれた経験があり、半数以上は不正利用に関してなんらかの対策を行っている状況でした。
■不正利用対策セミナーアンケート結果
・Q1「不正利用被害は発生していますか」
・Q2「不正利用対策は講じていますか」
・Q3「実施している不正利用対策は何か」(複数回答可)
※Q1~Q3のグラフはいずれもGMO-PGにて2022年7月に開催した「 ECにおける不正被害状況と対策 」ウェビナーアンケートより
対策を講じている企業様にお話を伺うと、対策をしていても「不十分と感じる」「カート依存で対策が打ちにくい」など様々な悩みがあることがわかりました。
オンライン決済導入時には不正利用状況の把握と事前の対策を
不正利用対策は、被害が顕在化するまでなかなか本腰をいれての対応がしにくい傾向があります。
一方で、被害が顕在化すると急激に影響が大きくなる場合や、継続して被害が出続ける傾向があるため(狙われやすくなる背景から)オンライン決済導入時には不正利用状況を把握し事前に対策を講じることを強くおすすめいたします。
カートや決済代行会社を選択する際にも不正利用対策について相談できるか否かもご確認いただければと思います。
当社にオンライン決済導入のご相談をいただく際には、業種別に分かれた営業担当が貴社状況ヒアリングの上必要に応じた不正利用対策についてご案内いたします。お気軽にご相談くださいませ。
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■不正利用対策に役立つ資料ダウンロードはこちら
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